ゴルフにはライバルが必要?
米国の最強世代はモリカワ・ウォルフ・ホブランド!の3人
「ゴルフにはライバルが必要?」という質問には、「それが一番大切です!」と言いたいですね。
個人競技なので、他人の成績は関係ないかもしれませんが、メンタル的には、「あいつ(ライバル/友人/チームメイトなど)が。、やれるなら自分も!という気持ちになりやすいでしょう。
今のPGAツアーの若手三羽烏は、コリン・モリカワ、マシュー・ウォルフ、ビクター・ホブラントの3人で、昨年来、優勝するなど3人とも活躍中です。
最初に、ツアー3戦目で優勝したのはウォルフで、この時は、モリカワと一緒に最終組をラウンドしていて、最終ホールイーグルで優勝しました。ラウンド中も二人で何度も顔を合わせて、意識し合ったようです。
彼らは大学のNCAAのライバルだったので当然ですね。その後、モリカワは全英オープンを勝つなどさらにその上をいく活躍で、現在の世界ランキング2位です。
ウォルフと同じオクラホマ州立大でチームメイトだったのは、ホブラントでこの時の二人の大活躍で、決勝のマッチプレーを5-0で相手校を一蹴して、NCAAが2009年からマッチプレー方式になって初優勝しました。
そのホブラントも、昨年、タイガーが主催したヒーロー・ワールドチャレンジで5勝目を挙げるなどして、世界ランキング7位となっています。
大学時代無敵を誇った!二人のプレーは別格の強さですね↓
◎Matthew Wolff & Viktor Hovland highlights: 2018 NCAA golf title
ノルウェー人初のマスターズチャンピオンとなるか?
この3人は、お互いに刺激し合う仲のようで、モリカワ選手も「ツアーでたくさんの仲間ができたけど、大学時代の仲間は、別格だよ!」と話しています。
ウォルフも、「自分が最初にPGAツアーを勝ったことが、二人に刺激になったはず!」と話していますね。
なので、ライバルやチームメイトの優勝は、素直に喜んでモチベーションをもらったほうが良いと思います。仲間に対して素直に「おめでとう!」の気持ちが大事ですね。
モリカワ選手とウォルフ選手は、前回紹介してますので、今日は、ホブラント選手の紹介です。今年24歳の彼は、ノルウェー出身の選手でPGAツアーを初めて勝っています。
また、ノルウェー出身で、マスターズにも初めて出た選手ですね。2018年の全米アマチュア選手権を勝てるくらいですから、アマチュア時代の成績は、3人の中でもトップクラスです。
全米アマでも準々決勝スタート8ホールで7アップ!とかありえない強さで8&7で勝利して、準決勝も、この大会初めて14番ホールまで進むも3&2で勝利、決勝も前半の9ホールであっという間に4アップして、そのまま31ホールを6&5で圧勝しました。
個人的にはホブラントの飛んで曲がらずパターの抜群に上手い!ゴルフは、今年のマスターズも優勝の可能性があるくらいの才能だと思います。3人の中でも一番上手いんじゃないかな・・・
圧巻のUSアマの試合は必見ですね!↓
◎スターダムへの道:ヴィクトル・ホブラン-2018U.S。アマチュア
ホブランドのドライバーショットの効果的な練習方法
そのホブラント選手とモリカワ選手が、ジュニアレッスンで、いろいろ自分のプレーを解説しています。
特にホブラント選手は、ドライバーショットの練習方法をジュニアに伝えています。
それは、スイングの途中で一度止めて、そこからもう一度スイングする方が、ダウンスイングでクラブが、体に巻き付いて良いですよ!
と説明しています。
ドライバーの苦手な人は、練習してみたらどうでしょうか?ちなみにホブラントのボールスピードは、試合中も78m/sを超えてきますからね!良い球打ちます。
These two are always smiling. 😃😃
Viktor Hovland and @Collin_Morikawa will be battling on Sundays for years to come. pic.twitter.com/w2bJ7gsNta
— PGA TOUR (@PGATOUR) March 1, 2021
それから、スイング改造もしていたようです。
19歳当時の改造前のスイング(2016年)と21歳の改造後のスイング(2019年)で、左足の体重移動がかなり変わっています。
USアマを勝ったのは、2018年でしたから、現在の改造後のスイングの成果です。
左脚が後方に引けて、体重が逃げていたのを治しているようです。ジュニア時代に多いスイングですが、今のスイングの方が安定感がありますね。
参考にしてみたら良いでしょう。
ということで、毎日、ちょっとずつ勉強をしながら、春のゴルフシーズンを心待ちにしています!