PGAツアーインタビュー/中島啓太について知っておくべき5つのこと
PGAツアーのインタビューに掲載されるのは名誉なこと!
みなさんこんにちは。今週は、PGAツアーのハワイアンオープンが始まったので、自宅で観戦しています。コロナでなかったらハワイにいたはずでしたが。笑 来年は、コロナ禍が収まったら行く予定でいます。
さて、トーナメント2日間を終えて、中島啓太君が、9アンダーと5位タイでPGAツアーのホームページに登場してきました。
PGAツアーの動画サイトに特集も上がってきたのでご紹介します!
以下のサイトの英語を日本語に翻訳しています。
Keita Nakajima: Five Things to Know
中島啓太君が歩きながら話します!
ソニーオープンの練習日に、世界アマチュアランキングNO1の中島啓太が、憧れの松山英樹プロや将来にことについて話しました。
大会の2日間、リーダーボードに上がった「Nakajima」の名前は、ゴルフファンにとっては馴染みのない名前だったかもしれませんが、日本の若きスーパースターとして知っておいても損はないでしょう。
彼は、2回目のPGAツアーで、尊敬する松山英樹選手と並ぶ9アンダー(67,64)で2日間を終えてトップ10にいます。
ということで、彼について知っておくべき5つのことを紹介しましょう!
1.中島啓太は、昨年の11月にドバイクリークGYクラブにて開催された「アジアアマチュア選手権」を優勝して、その権利で、今年、「マスターズ」と「全米オープン」、「全英オープン」と3つのメジャーをプレーします。
中島啓太は、昨年香港のコータイチ選手をプレーオフ2ホール目で破って、松山英樹、金谷拓実に続く3人目のアジアアマチュアチャンピオンとなり、「マスターズ」と「全英オープン」の出場権を得ました。
さらにアマチュア最高選手として「マコーミックメダル」を受賞した権利として「全米オープン」の出場権も獲得したのです。
「松山英樹さんや金谷拓実さんに続いて、優勝できたことを心から嬉しく思うと共に、自分自身に達成感があります。3つのメジャーの出場機会を与えてくれたトーナメント関係者の皆さんには、心から感謝します」と試合の後のインタビューで答えていました。
Contending in his second TOUR start.
World amateur No. 1 @Keita_Nakajima2 is T5 entering the weekend @SonyOpenHawaii. pic.twitter.com/gN3T8kae8N
— PGA TOUR (@PGATOUR) January 15, 2022
2.中島啓太は、昨年の日本ツアーのパナソニックオープンですでに一勝を挙げています。またPGAツアーのデビュー戦の「ZOZOチャンピオンシップ」では、松山英樹選手が優勝しましたが、中島啓太も28位タイという好成績でプレーしました。
中島にとって松山英樹は、ヒーローでありますが、彼にとってもっと大きな成功の要因の1つは、ナショナルチームコーチのガレスジョーンズと共にチームメイトであった金谷拓実の存在のようです。
「ナショナルチームに入って、すぐに金谷拓実さんの影響を受けて彼から学ぶとともに、彼の功績を追って、自分もアジアアマを優勝して、マコーミックメダルの栄誉に輝くことができました。」
「金谷拓実さんが松山英樹選手の後を追って頑張ったように、自分も金谷さんの後を追って頑張ることができました。金谷さんがチームを卒業してからは、自分はチーム最年長になったのですが、この後チームを離れるまでに、後に続く後輩たちに、良いイメージを残せるように、これからチーム卒業まで責任を感じています」
The perfect flop shot. 👏
Hideki goes upstairs for the hole-out. pic.twitter.com/XJNkcxw0bc
— PGA TOUR (@PGATOUR) January 15, 2022
3.松山英樹と共にタイガーウッズも憧れの存在!
ゴルフを始めたのは6歳の頃です。家族がみんなゴルフをやるので自分も始めていました。子供の頃は、いつもテレビでタイガーウッズを観ていました。
そして中学生のなった頃から、将来はプロゴルファーになりたいと思い始めました。テレビで見ていたタイガーの特にこのプレーというのは覚えていないのですが、彼が勝った時に、拳を突き上げてガッツボーズをする姿は、「かっこいいな!」と今でも印象に残っています。
タイガーウッズは、間違いなく「※クラッチプレーヤー」なので、将来は彼のようになりたいです。また、コリン・モリカワ選手の全英オープンの時の優勝スピーチが素晴らしかったので、自分も将来、そういうスピーチが出来るようになりたいです。
※「クラッチプレイヤー」とは、勝敗を左右するような大事な局面で最高のプレーを発揮できる選手のことで、 度胸があってプレッシャーに強く、接戦も終盤にさしかかり絶対にミスできない状況でゴールを決めたり、決勝打を放つ頼れる選手の事を言います。
彼の夢は、松山選手と一緒にPGAツアーをプレーすること
「松山選手は、日本でもスーパースターです。自分もいつか松山選手に追いつきたいと思っています。」と今週のホノルルでインタビューに答えました。
「日本人として初めてマスターズに勝ったプレッシャーは、大変だったと想像はできます。日本のゴルフファンの期待に応えて、その重圧を跳ね除けてプレーして勝利したことが本当に素晴らしいと思います。」
「自分自身のゴールは、将来PGAツアーをプレーすることです。残りのアマチュア生活のうちに、自分自身のゴルフを改善してPGAツアーで戦えるレベルまで上げたいと思います。」
「今後、日本のJGTOツアーもプレーしていくつもりですが、もし、米国に行けるチャンスがあれば、PGAツアーにチャレンジしようと思います。それが「コーンフェリーツアー(PGAの下部ツアー)」からであっても構いません。そこから自分のキャリアをスタートさせるつもりです。」
5.自分のスイングは、ダスティン・ジョンソンと比べられます。
「今まで自分のスイングを他人と比べたことはありません。誰かのスイングを真似しようと思ったこともありません。」
「でも先日、日本のゴルフダイジェスト誌で、自分のインパクトポジションが、ダスティン・ジョンソン選手と似ているという記事を目にしました。自分自身は、彼ほど遠くにボールを飛ばすことは、出来ませんが、遠くまで飛ばしたい!とはいつも思っています。」
中島啓太君のソニーオープンのクラブセッティングはこちら↓ ダスティン・ジョンソンと同じテーラーメイドのクラブセットを使用しています。
The clubs Keita Nakajima is using at the Sony Open in Hawaii
Driver: TaylorMade Stealth (9 degrees)
Shaft: Graphite Design Tour AD X
Fairway wood: TaylorMade Stealth (16.5 degrees)
Shaft: Graphite Design Tour AD X
Driving iron: TaylorMade SIM UDI (19 degrees)
Irons: TaylorMade P7MC (4-5); TaylorMade P7MB (6-9)
Wedges: TaylorMade MG3 (46 degrees, 52, 56, 60)
Putter: TaylorMade Truss TB1 Juno
ということで、今日から決勝ラウンドを楽しみにしています!