ピータースの距離感テストの点数を使った練習方法
ヨーロピアンツアーはトーマス・ピータースが優勝!
おはようございます!蔓延防止で自宅にいる方も多いでしょう。私も奥さんの看病で12月1月とほとんど家にいましたが、1月に始めた新しい治療(EAT治療)がうまくいって彼女も随分と良くなってきたので、2月から仕事を再開することにしました。
さて、自宅でヨーロピアンツアーを見ていましたが、風も強く、ピン位置も相当難しいコンディションでした。
日本からは金谷選手や川村選手が出場した試合です。優勝は2位からスタートしたベルギーのトーマス・ピータース(29歳)が優勝。
「今週は、ボールコントロールがすごく上手く行ったんだ。それからパッティングがずっと良くなかったんだけど、色々練習して、今週は、それも劇的に改善できたから、勝つことができたよ。」
「多分。、コロナ禍でジュニアたちも家でトーナメントを見ている子もいると思うけど、自分の優勝を見て、自分にもできるよって思ってもらえたら嬉しい。実際、自分も子どもの頃ニコライ・コルサーツ(ベルギー出身のプロゴルファーでピータースの10歳年上)が優勝したシーンを見て自分もできるかもしれないと勇気付けられたからね!」
と話しています。
Pieters claims maiden Rolex Series win in Abu Dhabi
彼は、ベルギーで5歳の頃からゴルフを始めて、米国のイリノイ大に進学、大学時代は、カントレー、ケプカ、トーマス、スピースなど錚々たるメンバーがいる中でNCAAの個人タイトルを取るなど活躍した選手です。
大学は2014年に4年で退学して、ヨーロピアンツアーのQスクールを受けて、20位で出場権を得て、翌年の2015年からツアーを戦って、今回で6勝目を挙げていて、ワールドカップでもベルギーチームで優勝するなどベルギーの母国では有名なスポーツアスリートです。
腕の動きを抑えて体全体で距離感をコントロールする
身長も195cmあって飛距離も出るので、これから伸びる選手の一人です。彼は、コーチのピート・コーエンとトラックマンのデータを使って練習しているようです。
※コーエンはマキロイのコーチとしても有名な人ですね。
最初は157ヤードに設定して、100点を目指してショットを打ちます。5ヤード長かったり短かったりすると80点とか?70点になります。※この距離は、自分で自由に設定できます。
ピータースも「自分は、何百万発も闇雲に打ったりはしません。距離が合うようにボールをコントロールして打っています。」と話していますね。
コーエンも「もっと腕の動きを殺して、体全体でクラブを巻き上げて打つように!」とアドバイスしています。「その中で距離感を合わせるようにすれば、コース内で打つのと同じ効果が得られる」とピータースも話しています。
「今の何点だった?「87点です。」「悪くないね・・・でも90点以上出すように打ってみよう。」
みたいな会話をしていますね・・・
「距離を155ヤードにしてノックダウンドローを打ってみて」
「体全体で打つようにして、腕の動きが安定してくれば、ドローもフェードも自由に打つことができるようになる。」
フェードボールが基本のピータースにもっと体全体を使ってドローボールを打ってみるようなアドバイスもしています。
このようにツアープロも「点数を目標にしてゲーム感覚で練習している」のは意外でした。
私たちもトラックマン3台ありますので、練習会で早速距離を設定して、点数を上げるような練習を取り入れたいと思います。
ちなみにトラックマンは1台280〜290万円しますが、シード選手は215万円くらいで買えるようです。
アマチュア選手もスポンサーをつけて良くなっていますから、スポンサーに頼んで買ってもらってもいいでしょう。
ということで練習は楽しくやりましょうね!