コロナウィルス/今とこれからを考える(その31)

アマチュアランキング世界1おめでとう!

おはようございます!今週の東京はすっかり冬めいてきて朝晩が寒くなってきました。毎日の自転車トレーニングも早朝6時を9時頃に時間を変更して、防寒仕様で続けています。10ヶ月のトレーニングでかなり健康になりました。

寒いのでタンスからセーターを着ようとして引っ張り出したらが夏の間に全部虫に食べられいて(笑)銀座のユニクロや無印に行ってセーターなど買いに行ったりしていました。(安くて品質も良くてびっくり!しかも「UNIQLO TOKYO」はコンシェルジェが日本で唯一常駐していて、合う服を全て選んでくれるサービスがあります。行くなら有楽町駅近くの「UNIQLO TOKYO」がおすすめ。ユニクロ銀座店よりもUNIQLO +Jなども品数が揃ってます。)ということで、私の近況報告は大したことはなくて、先週、嬉しいニュースがありました。

教え子の中島啓太君が、アマチュアの世界ランキングNo.1になりました!おめでとうございます!世界ランキングでNo1に上り詰めたのは、松山英樹選手と金谷拓実選手以来、日本人選手としては3人目の快挙らしいですね!

小学生の頃から、ゴルフの楽しさを伝えながら育ててきた子でしたので、アマチュアの頂点までいけたのは、本人の努力の賜物だと思いますし、それを少しでもサポートできたのは嬉しい限りです。

小学生の頃からアジアのライバルたちとプレーオフや、個人戦、団体戦を戦いながら力をつけてきた成果が実って本当にうれしく思います。アジアジュニアゴルフ協会というコンセプトも証明されたようで勝手にやってよかったなと思っています。

アジア大会で金メダルとをとって以来の快挙です!

「どんな子が上手になりますか?」

というような質問をよく受けるのですが、やはり

「ゴルフが大好き!な子」

であると思います。

長年ジュニアたちを育ててきいましたが、まさに”好きこそ物の上手なれ”こそがまさにゴルフ上達の王道なのです。

思い返してみても啓太君にゴルフで注意したことは一度もないですね。生活面での注意も覚えがなく、言われなくても全て出来ていた子です。目土やエチケット、マナーの注意もした覚えがありません。全て彼のゴルフに関する情熱が、これらのことを必要としなかったと思います。

生活面や練習態度など注意されないとできないような程度のゴルフに対する情熱では、世界No1までいくことは到底無理でしょう。啓太くんには誰が会っても感心するくらい、彼のゴルフに対して真摯な姿勢を感じると思います。

 

プロ転向のタイミングはいつなのか?

さて、アマチュアNo1に上り詰めた後の選手たちのその後は、プロ転向のタイミングが気になりますね。ちょうど、このニュースを聞いた時、松山選手や金谷選手を育てた恩師の阿部監督さんと一緒にクラブハウスで食事をとっていました。

一緒に食事をしながら、中島選手のプロ転向のタイミングなどについて阿部監督さんの考えを聞きたくなって質問しました。

「松山さんや金谷さんのプロ転向のタイミングは大学卒業時点でしたね。中島くんもあと2年待ってからプロ宣言する方がいいのでしょうか?」

そういった流れの返事が来るのだと思っていましたが、意外な答えが返ってきました。

「中島くんはもうアマチュアでやるべきことは残っていないかもしれませんね。調子のいい時期にプロに転向して、世界を目指した方がいいかもしれません。」

と話してくれました。体もかなり大きくなってきていることにポイントを置いて話していました。あとは、プロ活動しながらでも体は強くできると考えてのアドバイスなのでしょう。

私は、個人的にはコロナ禍の前と後で人生観が変わると考えていて、今回のようなパンデミックの後に以前のような生活に戻そうとするのは、おすすめしないですね。自分たちの協会や組織もコロナ禍前とは大きく変えるつもりで動いています。アマチュアゴルフの世界も、試合がなくなってしまって、来年も海外の試合が開催されて、試合経験を詰めるかどうか?ちょっと疑問です。

そうなると経験を積むためにアマチュアに残る意味がなくなるわけですから、国内のプロトーナメントなど無観客で開催予定の試合を目指す方が現実的です。

アマチュア世界ランキングNO1という実績があればプロ転向しても、日本のプロトーナメントに推薦で出場することも可能ですし、プロは確か最大8試合まで出場できると思います。8試合でシード権を獲得するつもりで、秋の賞金の高い試合などを選んで出場できたら、QTをパスしてシード権を獲得できる可能性も高いと思います。

もし、次の一歩を踏み出すのなら、今までの常識や考え方を変えて進むのもいいでしょう。決めるのは本人ですからじっくりと考えてください。

 

 

今後の協会の動きと来年以降の予定

さて、私個人の話になりますが、10年前に、この協会は、通信制高校の代々木高校と提携して、活動を続けてきました。提携以来私が、「アジアジュニアゴルフ協会の理事長職」と「代々木高校のゴルフ部監督」を兼任してきましたが、12/2を持って正式にゴルフ部監督を学校の卒業生であり後任の角海利くんたちに譲って、私は退任することになりました。ただ、協会と代々木高校との提携関係は続きますので、形式上は「代々木高校ゴルフ部総監督」として残りますが、実質、チーム運営は新監督にお願いすることになります。

総監督というと仰々しいですが、野球で言えば「GM(ゼネラスマネージャー)」という立場に近い形で、後方支援する形になります。「退任=辞めてしまって関係がなくなる」ということではありませんので、ご了承ください。

一般的に公立学校の部活動の先生は60歳で退任するのが通常で、大概はクラス担任をもった若い先生が、生徒さんとのコミュニケーションの一環として部活動の顧問を引き受けて一緒にスポーツを楽しむというのが部活動です。60前のおじいちゃん(私)から指示されて動かされるものではありません。自然な流れで、新監督に移行していこうと考えています。

私自身は、来年春以降に、本格的に協会の理事長職に専念して、まずは今年新しく始めた「AJGA研修会」を軌道に乗せて、セゴビアや軽井沢でジュニアと一緒にゴルフをしたり、また大学のゴルフ部の合宿にジュニアを参加させていただくなど、新しいスタイルで生徒やジュニアたちと関わっていこうと考えています。また「宅建クラブ」の立ち上げも間も無くの予定で準備していて、生徒たちと勉強するのもいいかなと思っています。

世の中も「テレワーク/リモートワーク」で自宅で仕事をすることが、当たり前になったり、その流れて大きなオフィスを解約する会社も増えています。電子マネーなどネットの決済がさらに主流になったり、ハンコを減らして、紙ベースの書類もなるべく減らす方向で動いています。雑誌や新聞など大きく売り上げを減らしている業界もあり、コロナ禍後も元のように新聞をとってまで読む人は減り続けるでしょう。

テレビを見て、その報道を鵜呑みにする世代の人は限られてきていて、ネットで得られる情報こそが有益な情報であるという流れは変わらないでしょう。15年前に「インターネットを使ったゴルフアカデミーを立ち上げる」というコンセプトも今その流れが加速していると感じています。

今後は、新しい社会のシステムに順応できる人が残って、できない人や会社は淘汰されるのだと思っています。皆さんも気持ちを切り替えて、コロナ禍を乗り切って新しいチームで新監督と頑張ってください。自宅で色々考えながらゆっくりと過ごしています。いつでも時間がありますので、会いにきてくださいね!

 

 

 

 

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