マレーシアキャンプ参加のみんなと東京で計測会しました!
夏までは大人数のキャンプや海外遠征はお休みします!
おはようございます!昨日は、東京にてデータ計測会をしました。2月のマレーシアキャンプに来てくれた九州のみんなと久しぶりに再開しての計測会でした。
新型コロナ肺炎の影響なども話し合って、夏までは大人数の集まるキャンプや海外遠征はお休みすることにしました。代わりに少人数でも開催できる研修会や、データ計測会を地道な活動として続けることに決めました。
新しく事務局に入る絵野くんやりさも理事の皆さんに紹介しておきました。新体制も固まってきたので、夏までじっくり打ち合わせなどして、再開に向けて準備したいと思います。
プロギアデータ計測と比較してもらいました
今回は、マレーシアキャンプでのデータ計測と、プロギアサイエンスアイのデータ計測との比較が目的です。宮川プロのデータ計測との詳細な違いを測定してもらいました。
まずは、マレーシアではスイング全体は良かったのですが、腕の回旋が遅れていた永遠くんのスイング解析です。
サイエンスアイの解析では、手首のヒンジの使い方が、ダスティンジョンソンのような、フラクション型と説明を受けました。こういったタイプは、手首を張ってくると同時に、腕の振りよりも身体の回転でインパクトを合わせる必要があるようです。
でも永遠くんは、身体の回転が不足いたため、結果的にインパクトで、腕の回転が不足していました。なので、「腕を振るよりも、足りない体の回転量を増やしたほうがいい!」というアドバイスでした。
4Dでもこの数値は計測可能ですので、「フラクション型」のデータを見るときは、着目してみようと思います。
右腰の高さを保って、回転軸を修正する!
マレーシアでは、体重移動がリバースしていて回転濁のズレを指摘されたそうまくんですが、サイエンスアイではどうだったのでしょうか?
同じような動きは宮川プロからも指摘されていて、特に切り返しから右腰の高さが落ちる点を注意されていました。
もう少し切り返して右腰が落ちないようにレッスンを受けていましたね。この部分は、4Dモーションデータでも計測可能です。
特に回転量と右腰の落ちる角度を合わせた数値(チェスト指数とヒップ指数)もデータ化していたようですの、そこも研究課題です。
フェース角を測定するセンサーも導入しますね!
また、マレーシアでは、カット軌道のスイングを指摘されていた後根くんでしたが、サイエンスアイでも同じような点を指摘されました。そこで、カット軌道を修正するのに着目したのは、手首のヒンジの角度でした。
トップで極端にフェースが開くため、インパクトを合わせるのに、カット軌道になるようです。トップのフェース角度をシャフトのセンサーで見ていましたね。
実は、フェース面の角度を表す数値は4dモーションセンサーでは測定できません。私も持っていて使ってはいなかったのですが、「エプソンのMトレーサー」というシャフトにつける小さなセンサーがあります。
これはダウンスイングのフェース面の動きは測定できないのですが、テイクバックからトップまでの時のフェース面の動きは測定できます。
その数値が75度と大きく開いていたので、そこからレッスンをして、カット軌道を修正していました。このように大きくフェースが開くタイプを「エクステンション型」と分類して、永遠くんのようなフェース面の開きにくい「フラクション型」と区別しているようです。
私も今後はMトレーサーを使って、2つのタイプを測定してデータを集めてみようかと思っています。
夏の再開に向けてデータ計測して準備しておきます
ということで、私たちの測定に足りない部分など今後の課題ももらってきました。
この機会に一度キャンプをお休みして、少人数の研修会や、個人的なデータ計測などを地道にやりながら、アドアイスの精度を上げておこうと思っています。
事務局の運営のシステムなども見直して、全て私がやっていた部分を分業化して新しくしたいと考えています。例えば、海外の協会とのやりとりや交流などは、海外留学経験も長く、経営の勉強を米国の大学でやってきた絵野くんにやってもらおうと思っています。
キャンプのエントリーや集計など事務手続きもりさに手伝ってもらうなどする予定です。協会の活動をサポートする経営陣として、理事の皆さんにも協力してもらい、私は、現場は若いコーチの皆さんに引き継ぎながら、助成金の申請やスポンサーとの調整、データ計測のアドバイスなど調整やサポート役に回ることが決まりました。
特に経営のことには、口を出さずに新しい事務局メンバーと相談して協会の方針などを決めていく立ち位置になります。
ということで、今日もパットラボに研修に行ってくる予定です。まだ、みんなうちに泊まっていて寝ている間に一仕事終わらせておきました。