アスリートゴルフスイング解析(岡田海斗くん)
身体の回転と腕の回転が同調していない?
マレーシアキャンプで生徒のスイング解析をやっています。吉田くんの次は、岡田海斗くんです。秋のタイアマチュア選手権とアンバンクマレーシア選手権に初めてアジアの大会に出て、2度の予選落ちを経験して以来、帰国して森山錬コーチに習っています。
さて、スイングは、向上したのでしょうか?
スイングを4dモーションの動画で見ると、インパクトの後に、上半身が極端に右に傾くことがわかります。このため、インパクトで腕の回旋が急激に行われて、必要以上に腕を回旋していることがわかります。
データ的にはPronation3からSpination33ですから30度以上腕が回旋しすぎてます。でもここまで回旋しないと、体が右に傾いた分だけすっぽ抜けてしまうのです。先ほどハーフラウンドを一緒に回りましたが、それでもティーショットがすっぽ抜け気味で、アイアンはヘッドが返りすぎて引っかかっていました。
回転軸大事ですね・・・グラフからも腕と身体の回転がうまく同調していないのがわかります。
身体の傾きが改善されたら腕の使い過ぎも良くなると思います。打った後に頭を残しすぎないような気持ちで体を回転させた方がいいでしょう!
言葉で説明するよりも下の図を見た方がわかりやすいと思います。
お尻が前に出ないようにしながら、右腰を落とさない!
その腰の回転ですが、データをとってグラフにすると切り返しの直後から急激に右腰が落ちているのがわかります。
右の腰の位置を落とさないドリルは以前、宮川まもるプロのレッスン動画でアップしてあるのでそちらを見て欲しいですね。
まだ、キャンプは始まったばかりですし、これから課題に取り組んでいけばいいと思いますので、焦らずにじっくりとスイング改造をやってみましょう!
以上の注意点を4Dモーションスイング動画を改めて観てみるとと課題がよくわかると思います。
やはり動画を使って、ネットに上げてポイントを説明するのが新しいやり方だと思います。友達のスイングを見てみんなで課題を共有できるのがいいと思います。
という音で、これから飛翔くんのデータ解析をやります。