台湾レディース予選会の話を聞きました!

今年3回目のQT受験をしたkurikoの話

おはようございます!昨日、台湾LPGAの予選会(QT)の結果などお知らせしましたが、実際に今回参加して15位でシード権を獲得したkurikoの話を聞きましたのでご紹介します。

彼女から送ってもらった現地の写真も皆さんにご紹介しますね!

2020 TLPGA Tour Qualifying Tournamen

硬い砲台グリーンと強風のコースで苦戦しました!

kurikoが台湾LPGAのQTを最初に受けに行ったのは、2016年の頃でした。当時は、マレーシアの「KsIslandゴルフアカデミー」でインストラクターをしていたので、受かったもののなかなか台湾のトーナメントには出られなかったようでした。

「当時予選会を受けた人数は60名くらいで、日本人も6−7人しかいなかったです。」と話していました。

2017年は受験せずに、昨年の2018年に受験したら20オーバーで落ちてしまいました。昨年あたりから日本人選手も数十人受けるようになって、急に日本人がきたと現地の関係者もびっくりしてましたね。

去年も今年と同じコースで、山の中にあってアップダウンのあるコースです。風が吹き始めると日本とは比較にならないくらいに吹くコースで、グリーンは砲台が多くて、しかも硬くてピッチマークもほとんど付かないようです。

去年のコースに苦労したkurikoは、その反省を生かして対策を立てて今年は、9オーバーでまとめて無事に予選を通過したと話していました。

今年は160人を超えてウェイティングで出場できない?

そして今年2019年度は、受験した選手だけでも120名を超えました。日本人選手も60人くらい受けていて、さらに40人くらいは、ウェイティングで受けられなかったようでした。日本のプロテストが難しいのと、プロテストに受かった選手でないとQTも受けられない新しいシステムの影響で、選手たちがアジアに流れてきたんですね。

台湾LPGAの予選のレベルも上がる中、kurikoは、今年はうまくプレーできたようです。

「初日は風が無かったのですが、2日目からすごく吹き始めました。同伴競技者の声も聞き取れないくらいの風です。そんな中では自分を信じてプレーするしかないと思ってやれたのが良かったです。」

ー自分を信じるっって具体的にはどうしたの?

「例えば、125ヤードのすごいアゲインストのセカンドショットを、150ヤード以上打つつもりで7番アイアンを持った時に、ちょっと大きいかな?と迷ってしまうと、インパクトが緩んで、ボールが吹けてしまいます。」

「そういう時に、自分を信じて7番アイアンでしっかり距離を打つといい球が出てグリーンに向かってボールが飛んでくれました!」

「そのあともグリーンがすごく硬いので、乗っても止まらないで風にも押されていろんな方向に転がっていきます。グリーンコンディションもスピードも7フィートくらいでちゃんと転がらない・・・それでも、我慢してしっかりパーが取れたのが良かったです。」

と海外の試合の経験を生かしたプレーでコースを攻略してきたようです。

1年間で12試合くらいの出場権があります!

さて、台湾LPGAの試合はどれくらい出られるのでしょうか?年間スケジュールを見るとFuture Challenge-1st(科技希望巡迴賽-第一站)というのが年間7試合あります。これは、台湾の選手育成のための試合ですので、外国人選手は出られないようです。

また、カテゴリー上位の試合は、昨年の賞金ランキング60位以内で年間シード権を持っている選手しか出られません。賞金総額8700万の「Taiwan Women’s Golf Open(台灣女子高球公開賽)」や賞金総額2億4000万円の「Taiwan Swinging Skirts LPGA(台灣裙襬搖搖LPGA)」などの賞金額の大きな大会ですね。

それ以外の台湾国内の賞金ですが、総額300万台湾元(1000万円)くらいの試合で優勝賞金は200万円くらいです。経験を積みにいくには十分な賞金額ですね。

2011年にあたりにAJGAを作った頃は、日本人選手が台湾LPGAにこんなにくるなんて考えられなかったのですが、時代は変わりました。

kurikoも「フィリピンとかでも試合があるようなので、出られる試合はどんどに行こうと思っています!」といってました。

ー中国LPGAの方は受けないの?と聞いたら

「両方出ている友達もいたのですが、結構試合が重なるのでどちらか一方でいいかなと思います。」と話してました。まあ、台湾の方が食事や街並みは日本人にあってますね。

台湾から時々トーナメントの写真やレポートを送ってもらうつもりです。機会があれば観に行こうかな!

 

 

 

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