コロナウィルス/今とこれからを考える(その17)

40年ぶりの受験勉強チャレンジ終了しました!

皆さんご無沙汰していました。8月以来2ヶ月ぶりの更新となります。実は、40年ぶりに受験勉強をやっていました。ブログを更新するのもできないほど、勉強に集中していましたので、時間が空いてしまいました。受験勉強は、5月20日あたりから始めたので、5ヶ月間の受験生生活でした。

自分なりにコロナ禍のメッセージとしてチャレンジした企画でしたので、今、受験を終えて改めて時系列で振り返りながら、受験生活の成果と、それを今後ゴルフにどう活かしていこうと考えているのか?をブログにまとめてみたいと思います。

 

受験に選んだのは「宅建試験」想像したよりもタフだった!

5月はほぼ、外出禁止となり皆さん自宅に待機してた時期でしたね。夏の高校野球を始め、高校ゴルフ選手権も全て中止となり、協会の合宿等も全てなくなりました。とりあえず、助成金などの申請も終わって、「さて何をしようかな?」と考えていた時期に、時間もあったので、兄の不動産会社が軽井沢に買ったマンションの引っ越しの手伝いをしながら、「不動産業の資格でも取ろうかな??」と気軽に考えて、「宅建試験」について調べてみました。

自宅で独学で300時間も勉強すれば取れる?なんて書き込みもあったので、「10月の試験まであと5ヶ月もあるし、コロナで自宅にいるので久しぶりの受験勉強なんて時間潰しにちょうどいいかな?」と受験することにしました。

実際にやってみると300時間なんて全然足りなかったのですが・・・

何百回も見直した資料もボロボロ・・・↓

まずは、宅建士となる試験(宅建)とはどんな試験なのか?から調べてみました。そもそも、不動産など興味もなく、聞いたことのない単語ばかりです。ゴルフを知らない人が、ゴルフの国際ルール試験を受けるようなもので、「300時間というのは、普段、不動産業に関わっている人が、仕事の後の空いた時間で受験して、合格できる最低限の時間」と認識できました。

なので、そもそも、専門用語を理解するのに、すごく時間がかかる初学者の私は、少なくとも3倍の900時間が、最低ラインだなというのが、2週間くらいでわかってきました。それでも絶対受かるには1200時間くらいは必要な気もしていました。

実際の勉強時間は、5ヶ月で1200時間は楽に超えていたと思います。特に最後の1ヶ月だけでも350時間はやっていたと思います。

私は、実は、受験は落ちたことがなくて、全て一発で受かってきました。高校受験、国立大学受験、教員採用試験、などです。でも、今回は、40年ぶりの受験ですし、かなり難しい試験だと感じていましたので、「人生で初めて受験で落ちるか?」と思うこともたびたびでした。それくらい、覚える量が遅くなっていたり、老眼で字がよく見えずに。ものが二重、三重に見える状況に悩まされながらの受験体験だったからです。

字がぼやけて見えずに、何度もビタミン入りの目薬を差しながらの長時間の追い込みは、本当にキツかったです・・・

宅建の合格率は15% ,25万人が受験する人気の国家試験です!

「宅建」は、「行政書士試験」や「司法試験」などに比べて10倍以上の受験者がある人気の資格試験です。今年も25万人が年に一度受験する規模の試験です。今年は、コロナ禍の影響で、20万人が10月に、5万人が12月に受験するという異例のスタイルですが、それが受験にどう影響するか?が合否の分かれ目だと言われていました。

私も最後の最後まで、コロナ禍の影響による出題傾向への影響を考え抜いて、最後に1ヶ月と最後の1週間に考え抜いたスケジュールをこなして、最終的には5点アップを勝ち取って合格確実圏内に滑り込みましたが、その辺りの読みが一発合格への分かれ道でした。

ゴルフと受験は、よく似ていて、私は、ゴルフも一発に強くて、1998年の国体の東京代表の1日競技の予選会を突破して、その年の国体東京代表になっています。当時のハンディキャップは0(スクラッチ)で、今でも、時々生徒たちとゴルフやると上手くて?びっくりされます。笑 一度身につけた技術は、役に立ちます。

受験も本を開く前に何を勉強するか?が合否への鍵となります。試験で要求される知識を中心に学んでいかないと受かりません。後に詳しく書きますが、いわゆる「難問」にのめり込んで、出るか出ないか?わからない知識を掘り下げていては、時間がいくらあっても足りません。受験の世界で「主(ヌシ)」と言われる万年受験生など。こういった周囲の意見を聞かずに自分の世界にいる人は多いと聞きます。

誰でもできる簡単な問題をケアレスミスで、落としてしまう、ようでは、一発では受かりませんから、意外と一発合格には、特殊な勉強や、知識は必要ありません。

ゴルフも何を練習するかが、重要です。例えば、高校の試合で6200ヤードくらいで開催されるような試合に向けて練習すべきなのに、その1ヶ月前にフルバックの7200ヤードで練習していても、試合では、ショートゲームの距離感が合わずに、スコアが噛み合わない?という結果もあり得ます。毎年QTを落ち続けているゴルフの研修生にも同じように難しい技術や、飛距離アップにかじりついている人がいるかもしれません。

簡単な問題を落としてしまう、受験のミスと似ていますね。試験が求める知識を学ぶことと、コースが要求する技術を磨いて試合に臨むことが、意識としては共通であることがわかっていただけたと思います。

「宅建」の合格率は15%です。国家試験の中では、簡単な方ですが、それでも20万人を落とす試験ですから、落とす問題も10問(50問)くらいはあります。合格点は、年によって違っていて、昨年は35点、一昨年は37点、31〜32点の年もありました。何が原因で、合格点が変わるのかも受験前に分析してから受けました。

さて、勉強とゴルフの共通点も少しずつ紹介しながら、明日も続きを書いていこうと思います。

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