5回目の優勝争いをなんとか勝てました!~大会後記その2~

試合の流れにどうやって乗っていくか?

昨日のコラムの続きです。ちょうど「チャイナアマチュア選手権」のプロアマがスタートして午前中は、時間があるのでクラブハウスで「フィリピンアマ」の準備などをしながらコラムを書いています。

秋の遠征は、タイアマに始まってマレーシア、タイ、インド、中国と移動してきました。平成の時代は国内でキャンプをやっていた時期ですが、令和に入って本格的にアジア各国の大会を組み合わせて選手強化をするように方針を変えました。

その1年目の成果は、早速出ていて全ての大会を入賞して、優勝争いも出来ています。大人が考えている以上にジュニアの世代は、適応力がありますね。毎回同じ試合に同じメンバーで出るよりも緊張感があっていいかと思います。

アジアの大会では、流れをいかに掴むかがキーポイントになります。大体、午前中の出だしのホールからチャージをかけてくる選手が多いので、最初の5−6ホールでいかに気持ちで負けないかが大事です。

特に初日に転けると4日間おしまいなので、初日の入りが大事です。どういった入りをするのか?は選手のタイプによります。緊張するタイプ、一度転けるとずるずるいくタイプ、突然ポカするタイプ、試合になると力が入って急に曲げるタイプなど、その子の特徴を掴みながら試合の入りを考えせます。

2019“冯珊珊学院杯”国际青少年高尔夫球锦标赛 | 日本军团包揽冠军 中国本土少年邓韬熊天翼并列第二

勝てそうな時にどう流れを掴むか?

アジアの優勝争いの経験から試合に臨む姿勢をいくつか書いておきます。優勝争いから脱落したら?経験値を上げることに集中させます、4日間のなかで1日でも自分のプレーができたら、それを基準に次の大会に臨ませます。次の試合の初日に、前回の一番良かった日の精神状態をイメージさせてプレーさせます。

うまく優勝争いしたときは、駆け引きを覚えさせます。バーディー、ボギーでひっくり返すことを念頭に入れて、ダボを打たないように、ボギーを打っても相手が、パーだったら問題ないというように話します。

追いついた時に深呼吸をするなり、遠くを見るなり、一度アドレナリンを抑えるようにした方がいいでしょう。アイアンが飛びすぎたり、ティーショットの切り返しが早くなったりしがちですので、そこは経験しかないですね。

緊張感が取れて最終日にいいスコアで回るタイプの子もいます。笑 そういう子には「緊張感の中でプレーするのがゴルフですよ、」と伝えておきます。

今回の石塚くんの優勝争いも、前半3打差にしてからも守りに入って、OBを打って追いつかれました。その後、ハーフターン方攻めるように気持ちを切り替えるも、10番でバーディーを取られてひっくり返されます。

11番からスイッチが入ったようで!すべてのホールで1ピンから2ピンにアイアインがついたようです。3パットした15番以外は付け入る隙を与えない優勝だったようですね!

優勝争いに入ると大事に行こうとする選手には、前向きなアドバイスがいいようです。

精彩图集 | 2019“冯珊珊学院杯”国际青少年高尔夫球锦标赛决赛轮

選択肢から今の自分にベストな一手を考えておく!

選手と話していて「考えていません。」と答える子がいます。一番楽なのは、考えないことです。いろいろ考えると疲れますからね・・・長年選手を見てきて、考えを聞かれて「考えていません。」と答える選手は伸び悩むと思います。

いい選手は、よく考えています。一つ聞くと的確な答えが返ってきます。例えば、中島啓太くんに進学か?プロ転向か?を尋ねた時には間髪を入れずに

「今の成績が、維持できると仮定して、アマチュアでいた方がいいと思っています。世界のトップクラスの試合を経験できますし、うまくいけば、アジアアマ、USアマ、全英アマに勝ってマスターズ出られる可能があります。4年間大学に所属して12回マスターズにチャンスがあればア、プロに転向して日本の賞金王になってマスターズに出られる確率よりも、アマチュアでいるメリットもあると思います。なので、そういった試合を優先していただける大学を選んで進学しようと思っています。」

と明確に答えていました。彼のように自分の力と将来の進むべき道を分析できていれば「考えていません。」という答えはないと思います。

進路に限らず、普段からよく考えている子は、いざというときの対応力があります。試合中もコースマネジメントや今の自分の調子や試合運びなど普段からよく考えているか?時々聞いてみるといいでしょう。

楽な道を選ばず、たくさんの選択肢の中から、今の自分にとって最良の一手を選ぶ癖をつけさせたいですね。そうすれば大きなミスは減ると思います。

ただし、ブログを読んだり、写真を見ているだけでは、ドキドキもしないし、そういう精神状態にもならないので、やはり現地に来てみるしかないでしょうね。

アジアの試合は試合以外にも言葉や食事なども含めてたくさん考えないといけないので「考える」ということにおいてはいい機会です。経験できることを積み上げながら、選手育成をやっていこうと考えています。

 

 

 

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