2週間でスイングはどれくらい変わるのか?

腕の回旋と体の回転が大きく変わった!

おはようございます!マレーシアでキャンプを開催しています。2週間がたってスイングにどんな変化が現れたか?検証しています。

まずは、キャンプ初日から一緒だった飛翔くんのスイングです。来た当初は、スイング軸がずれていたので、その注意をしました。前回のブログで、その辺りの修正ポイントは指摘しています。

アスリートゴルフスイング解析(小杉飛翔くん)

さて、その後の測定でも回転軸はそろってきました。が、さらにもう一点課題も見つかりました。腰の角度は合ってきましたが、インパクトで回転が止まってしまっています。

 

その原因として手首の腕の使い方が悪いことが挙げられます。写真のようにインパクトで、手首を折ってフェース面を合わせる癖があります。

 

腕の回旋も足りなくてアドレスの位置に戻りきらないようです。その原因は、トップを過ぎてからの腕の逆回旋にもあります。

このような幾つかの要因をアドバイスして、そこを意識しながら素振りをして、何度もデータを取り直して、どの位置を修正すればデータが向上するか?地味な作業をしました。

 

手首のハンドファーストから腰の回転まで改善!

手首の使い方をレクチャーした後にとったデータがこれですね!腕がしっかり回旋して手首の逆ヒンジも解消されています。

まだ、完全には伸びきらないので、その辺に注意して帰国してからも練習してください。

 

 

インパクトのフェース角度を改善したら良くなった!

続いては、同じく2週間一緒にいる海斗くんのスイングです。スイング軸が曲がるので、この2週間で随分と調整してきました。腕の回旋も課題でしたね。

アスリートゴルフスイング解析(岡田海斗くん)

ここあたりが良くなってきたのですが、ボールが左に曲がるミスが、度々ありました。ボールの位置をちょっと中に入っていたのを、左足に寄せたりして、調整してもまだ左に行きます。

トラックマンデータでも、フェース面が平均して3.6度ほど被っていました。

 

 

そこで、ほんの数ミリ、グリップを薄くウィークに握り直してフェースアングルを調整しながらラウンドしました。コース内にも持ち込んでいますので、正確なデータを測れます。

今日のティーショットデータですが、インパクトでフェースアングルがピッタリ決まっていました。数ミリの握りの違いまで持っていくのに、あちこちの動きをデータで調べてここにたどり着くまで時間がかかります。

フェースアングルが3度変われば随分と弾道は変わるのです。実は、これで終わりではなく、この後も根本的にスイングを見つめ直す部分もありますので、さらにスイングを研究して欲しいですね。

でも中間報告としてはまずまずではないでしょうか・・・

 

 

 

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