新しいクラブを選ぶときのポイントをまとめました。

クラブテストのポイントその1:今のクラブよりも良いクラブか?

この時期、新しいクラブテストするジュニアも多いでしょうね。教え子のけんとくんが新しいドライバーを持ってきたので、クラブ選びのポイントをまとめておきました。

まずポイントその1は「今のクラブよりもいいクラブか?」です。当たり前ですが、この観点で選んでいるかが重要です。

「新しいクラブが届いた!』というと、すぐに変えたくなりますね。「打ってみたらあまり変わらないから変えてしまおうか?」とかいう場合は多いですね。また、ラウンドや合宿、練習場に新しいクラブだけ持ってきて古いクラブをいきなり置いてくる?場合もあります。でもこういう「潔い良い?やり方」は個人的にはおすすめしません。

まず、新しいクラブをテストする場合は、しばらくの間は今までのクラブも一緒に持ってきて、比較しながらテストするようにアドバイスしています。昨日もけんとくんは、2つドライバーを持ってきていたので、トラックマンでデータを測定しながら、変えるかどうか?話し合いました。

結論から言うと、一緒かあまり変わらなかったら変えないほうがいいでしょう。明らかに性能が良すぎて気に入っても、しばらくは今までのクラブを同伴して、日によって感覚が変わっても変えたメリットの方が際立っているか?検討した方がいいでしょう。

中には、クラブの感覚が全然なくてなんでもいい?というタイプもいますし、お父さんが全部決める場合もあるでしょうが、まずは本人の感覚は大事で、本人があまり変わらない?と感じているようでしたら変えない方がいいでしょう。

せっかく「買ってきたから(担当の〇〇さんが送ってくれたら)と無理に変えさせないようにしましょう。こういったことをやっていると、クラブに対する感性がなくなるので要注意です。

 

ポイント2:コース内でテストしても良いクラブか?

とは言っても、ずっと古いクラブを使っていると飽きもきますし、何よりも新しいクラブは、ワクワクします。モチベーションも上がって、ラウンドや練習が楽しくなりますから、クラブの交換も必要でしょう。特に、アマチュアの人は、最近調子の良い選手が使っているクラブという理由で、変更するケースが多いと思います。そんな時は、コース内でテストすることをお勧めします。

大体、クラブテストをするとアマチュアは、スタジオでのフィッティング中は、良い数値を出そうと一生懸命スイングします。でも、コースでそのクラブを持っていくと、左右OBトカ、池や林を見ると振れなくなってしまって大体においてオーバースペックとなりがちです。

ボールが曲がるからといって、必要以上に硬いシャフトを使いがちです。一般的なアマチュアのヘッドスピードは42-44m/sで230-250ヤード前後でしょうから、女子プロの皆さんのスペックを参考にしてクラブを選んだ方がいいでしょう!

そして、選んだクラブは、すぐに購入せずに試打クラブでも良いので、同じようなクラブを探してコースに持っていくとか、友人にお借りしてコース内でテストすることをお勧めします。たぶんスタジオで打った時の印象と変わるはずです。

私も、仕事柄いろんなジュニアたちともラウンドする際に、ジュニアたちのクラブを借りで、コース内で打つことが多いので、相当コース内でクラブテストをしていることになります。経験上コース内で打ちやすいクラブは、スタジオで良い数値が出るクラブとは、限らないので、意外なクラブを選んでいます。

個体差もあるので、一概にはいえませんが、同じクラブでも気に入ったものがあれば、それを使う方がいいですな。私のクラブは試打してそのまま借りたり、もらったりして使っているものばかりです。(すいません。)必ず持ち主には新品を渡すなどお礼していますので、このやり方が一番いいと思いますが、気配りしながらやってください。

ちなみに、今は、飛ばなくなったアイアンを変えようと思っています。10年前にもらった120gのシャフトの AP2が重くなって10ヤードほど飛ばなくなってきました。カーボンシャフトのアイアンにしないといけないので、色々試し打ちしています。

 

 

ポイント3:細部の感覚は変わっても良いクラブか?

一方、プロのクラブテストはアマチュアと全然違います。試合の大事な時に気合が入って、振っていく場合に力が入っても左に行かないクラブを選びます。なので、普通にスタジオで打つとやや右に滑るクラブを選ぶプロが多いようです。スタジオでいいショットが出ていても「試合で左に行かないかな?」とずっと気にしながら打っていますね。スタジオで真っ直ぐ飛ばそうとするアマチュアとは、選び方が根本的に違います。

私自身は、右に滑りにくいクラブを選びます。さらにボールがくっつきやすいヘッドが好きです。シャフトは、トルクが3-4位あるものが好きです。グリップは、ゴルフプライドのバックラインのない色は黒のサイズはM58が好きです。ティーは木のティーが好きですね。好みは決まっているので、感覚が変わるのはあまり好きではありません。

ボールはプロギアのボールを好んで使います。理由は「使用している人が少ないので探しやすいから」です。笑 プロは、ボールの打感に特にこだわりますね。そこはアマチュアと全然違います。パターは、キーガンブラッドリーが使っていたオデッセイの中尺のスキーポールシャフトのモデル(ツアー支給品)を36.5インチにしたものを使っています。サイバートゥースのヘッドと初期のフェースインサートの組み合わせなど全部変わっていて市販されていないので、変更できないですね。

パターなど、グリップを変えたら違うクラブになってしまうものもありますので、特にグリップ交換は気をつけましょう。グリップを支給してもらう場合も、パターは余程今のクラブより良くない場合は変えない方がいいでしょう。(逆に全く入らなくなったらグリップだけ変えるのもいいかもしれません)

石川遼プロのパターの写真をアップしておきますね。グリップは穴が空いたまま使っています。サビが浮いて見た目も悪くなったので、これは新しく汚れを落としてもらったばかりだといっっていました。今は、もっとい錆びているかもしれません。「特にパターのグリップは変えてしまうと感覚が変わって違うクラブになるので変えていません。」と話していました。

道具は性能も大事ですが、見た目や感覚で、脳が大きく影響を受けて、その感覚で体の動きも変わってきますので、気をつけましょう。

アマチュアの方向けのクラブの選び方など、私のアドバイスが参考になると思います。さっきも書いたようにプロやプロを目指す選手は、感覚など感覚が別物ですから、クラブフィッティングの専門家の方のアドバイスを聞きながらチョイスしてください。

コロナ禍で時間ができたので、アマチュア向けのレッスンなどもやりながら過ごしています。お時間ある方お会いしましょう!

 

 

 

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