アスリートゴルフ スイング解析(高橋琴音さん)

飛距離アップをどこで目指すか?が課題です。

キャンプに来て2週間が経っています。キャンプに残りも2週間くらいですが、参加する選手たちも入れ替えの時期ですね。新しく来た選手たちのスイングデータを最初に測っています。

女子の参加もこれからあります。最初に来たのは琴音ちゃんです。タイのキャンプにも来てくれていましたが、当時は、トラックマンの弾道解析のみでした。4Dモーションのスイング解析は初めてです。

早速デーやを取りましたが、スタンダードな数値です。どちらかというと大人しいスイングであることが数値からもわかります。課題としては、いかにパワーをつけていこうかな?それともこの数値のままで精度をあげていこうかな?という感じです。

個人的には、クラブスピードとボールスピードがもう少しあればいいかなと思います。もちろんこの数値でもプロでやっている選手もいます。できればクラブスピード38.9m/s→40.0m/sとボールスピード56.4m/s→60.0m/s。飛距離220ヤード→240ヤードが目標です。

スイングの大きな欠点はないので、どこでそのスピードを上げて20ヤード伸ばすか?が課題ですね。

 

 

腰の回転に注目してデータを集めてみました。

これまでに4Dデータを集めた中から上級者の女子選手のデータばかりを集めて比較しましたが、腰の回転に大きな違いがあります。

これがその回転データですが、みんな腰の回転だけは、抑えてますね・・

最新のバッティング理論でも腰の回転はギリギリまで遅らせるほうが飛ぶことがわかっています。腰が先に開くのは野球もゴルフも良くないです。

天才たちの打撃理論「後ろ大きく前小さく」【前編】イチロー、落合博満、吉田正尚、城島健司、他

本人ともデータを見ながら相談しましたが、その原因としてボールに近く立ちすぎることも1つあるかもしれません。近いと腰を逃しやすくなりがちです。昨日の夜練習から少し球から離れて立つ様にしているそうです。

あと、ヘッドスピードを上げるには、各ホールのティーグランドごとにトラックマンを置いて、飛距離アップを目指して数値を見ながらしっかり振る癖をつけた方がいいですね。

なんの目標も持たずに打っても飛距離は伸びません。2週間でどれくらい飛距離は伸びるのか?楽しみに数値を見たいと思います。今回参加人数も少ないので、1組に1台トラックマンを自由に使ってもらいます。

頑張ってね!

 

 

PS

トラックマンをコース内に持ち込んで数値を意識しながらラウンドしたら40m/2で60m/2を達成しました。

意識改革大事です!

 

 

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