コロナウィルス/今とこれからを考える(その29)
脳にストレスをかける!
皆さんこんにちは!コロナ禍でゴルフ場は、かつての賑わいを取り戻したようで、私も仕事柄ではありますが、ゴルフの機会がものすごく増えています。キャンプで忙しかった時は、ほとんどお休みしていたゴルフも最近は週1、週2くらいでラウンドに行っています。
回数が増えると自然と練習の課題も増えてきて、コースに行ったついでに練習することも増えてきました。もう、距離も出なくなって150ヤードを7番で届かなくなったのは、悲しいですがその分曲がらずにピンにまっすぐ飛ぶようになりました。昨日も140ヤード前後を2回1mにつけてバーディーを取ったので、ショットの精度は上がってきているんですね。年末年始もゴルフが入っていて当分、ゴルフのラウンドレッスンや生徒への指導で忙しいようです。少人数の生徒たちとのラウンドでコロナ禍でゴルフの指導スタイルも大きく変わりました。
昔、スクラッチプレーヤーになるまでガムシャラに練習しておいた貯金で今は、生徒には迷惑をかけずに勝ったり負けたりで楽しく一緒に回れますね・・・(もちろん飛距離が違うのでティーは全然違いますが))ある時期無茶苦茶ゴルフやっておいて良かったです。
インプットよりもアウトプットが学習の基本
さて、「宅建クラブ」の立ち上げを12月に予定していて、それまで学習方法など改めて調べておいて、立ち上げからスムーズに指導ができるように準備も進めています。よく「学校では、勉強は教えるけど勉強方法は教えない」と言われます。暗記の仕方や予習復習のやり方、スケジュールの立て方や受験の解法テクニックなど細かな方法論はあまり教えないと言われます。
ゴルフもスイングは教えてもトーナメントの練習ラウンドの際のノウハウや試合の駆け引きを教えることは少ないのと同じです。そもそもスコアを出したり、予選を通過するには、直接点数をあげるコツを教えてもらった方が早いです。
なので「宅建なんて何回か受けてたらそのうち通るよ」という人の話を魔に受けて、だらだら勉強するのが一番の時間の無駄です。私も宅建を受けて周囲に受かった人がたくさんいることに気が付きましたが、だいたい仕事ができる人は1回で受かっていますね・・・一回で受かるつもりで準備した方がいいと思います。
宅建一発合格の4つの法則
3.インプット&アウトプット
・脳にストレスをかける ←※今日はここ
・周辺知識を固める
・大量記憶術
さて、今日は、インプットとアウトプットのお話です。大きく分けて、学校で机に座って勉強することを「インプット式学習」。試験や模擬試験、過去問等で問題を特作業を「アウトプット式学習」と言います。ほとんどの受験のノウハウやテクニックの解説では「アウトプット式学習」を推奨していますね。インプットを3対アウトプット7の割合が一番記憶に残るというデータもあります。
学校で30分、講義を受けたら70分問題を解くというのが、効果的な勉強法ということになります。でも現実は、60分講義を聞いて終わりですね・・・なので、結局、勉強法を教わっていないので、点数もあがらず結果的にかけた時間の割に成績が上がらないので、勉強は嫌いになります。
勉強を嫌いにならないためには、勉強を教わりながら同時に効果的な学習のやり方や過去問の回し方などのノウハウやテクニックを教えないといけません。「点取虫」的なマイナスイメージがありますが、受験は受かったか?落ちたか?しかないので、100点を取る必要はありません。その中心となる「アウトプット学習法」を「宅建クラブ」でも学んでいけたらなと思います。
最強のアウトプット式学習法とは?
さらにこの「アウトプット式学習法」をさらに強化するにはどうしたらいいのか?多くの学習者が提唱するのが、「高速アウトプット」です。要するに、だらだら問題を解くのではなく、時間を区切って速い時間内に問題を解くというやり方です。
例えば、過去問を解くのに「机にストップウォッチをおいて、1問2分以内に解く!」という手法はかなり効果があるようです。ただ、これは、学習の仕上げ段階に使うべき手法で、最初に問題を解く際には、後述するように、1問づつ時間をかける必要があります。
とはいえ、高速でアウトプットする手法はかなり効果的で、私もこの訓練で問題を解くスピードが上がって、試験本番でも十分見直す時間を確保することができました。宅建の試験は2時間で50問を解くのですが1問2分平均で100分かかります。そのペースだと20分余る予定ですが、判決文を読み込んだり、民法の条文をいじった問題などは、答えに迷って5分くらいかかってしまうこともあります。なので、「高速アウトプット」という学習法はかなり効果的なテクニックです。
その高速アウトプットの真の目的は「脳にストレスをかける」ということです。※「脳にストレスをかける」ということは、別な言い方をすれば「頑張る」ということです。脳を楽させていては、勉強の効率は上がりません。「がんばって時間内に思い出す」というトレーニングを繰り返すことで、脳の細胞が活性化して覚醒していくとイメージすることが重要です。
ゴルフの練習が終わったら、自分の部屋でベットに寝転んで、ネットフリックスやyou tubeを見ながらまったりしたい?という人は多いと思いますが、若いうちからそんな「隠居したおじいさん」のような生活を送っていては、私くらいの年齢になった時に社会から必要とされないかもしれません。「そんな先のことまで考えていない?」と思うかもしれませんが、社会から必要とされない時は、必ず感じますから、いつも向上心を忘れず、脳にストレスをかけて(頑張って)欲しいです。
ということで、勉強のコツというのは、自分にあった方法論さえ、見つかったらあとは意外と気合や根性であることがわかります。だから「勉強のできる人=気合と根性のある人」である可能性が高いと判断して「学歴」で採用するんですね・・・・
学習法を身につけたらどんな試験でも受かります。私も緑内障の危険さえなかったら司法書士とかチャレンジしたかったですね。多分140ヤードを7番アイアンでを打つゴルフより全然面白いと思います;。笑 若い皆さんは、ゴルフプラスαの二刀流、三刀流で頑張ってください!
PS
脳にストレスをかける唯一の欠点は、甘いものが食べたくなるということです。(受験で太らないように気をつけてね!)脳を動かすには、ブドウ糖が必要なんだなと実感します。