「乱破(ラッパ/盗人・乱暴者・忍者)ウィルス」と呼ばれる特異性
緊急事態宣言について/皆さん自宅にて待機してください。
いよいよ日本も「緊急事態宣言」は発令され、今週中に自宅待機となります。戦後初の緊急事態で、どれくらいの期間はわりませんが、まずは、皆さん充分気をつけてお過ごしください。
その前に1ヶ月前に中国で起きたことを学んでおきましょう。
私たちは、12月に2週間中国の広州の大会を訪れていました。そして動画でもあるようにその1ヶ月前に隣の武漢や広州が大変なことになっていました。現地でたいへん世話になった大会スタッフの皆さんはお元気でしょうか?心配です。
武漢、広州の街のパニックの様子は、こちらです。私たちが過ごした中国の南の大阪のような都市は、ここにはありません。
https://www.youtube.com/watch?v=8VArpzTaw1o&t=14s
このウィルスの怖さは、日本のニュースでは、伝わりきらないと思います。
でも、日本もこれから気をつけないとこのように大変な事態になるようで、約2週間の外出自粛令の後に、緊急事態宣言となりました。
無自覚で何の症状もないのに唾液にはたくさんのウィルスがあるとの報告も上がっています。なぜ、自宅にいないといけないのか?この動画からその理由も見えてくると思います。
「乱破(ラッパ/忍者)ウィルス」と呼ばれる特異性
なぜ、1ヶ月の期間が必要なのか?は「乱破ウィルス」と呼ばれる特異性を動画で見ればその怖さがわかります。
毒性が強く、症状にばらつきがあり、先行きの見通しが立たないのが、これまでのウィルスと違う点です。
この中で、病気が治っても最低でも2週間の隔離が必要であるとされています。さらに発病するまでの期間も、インフルエンザのように決まった形で、症状が出て発熱するのではなく、2-3日で症状の出る患者もいれば、最大20日以上、症状なしで健康に過ごす人もいました。その特異な性質を「忍者」に例えて表現すると、どれだけ厄介なウィルスか、わかると思います。
ちなみに乱破(ラッパとは)盗人。乱暴者。無頼漢。また、戦国時代、野武士や強盗などから出て間諜などの役を勤めた者。忍びの者。素破(すっぱ)。という意味だそうです。
一気に感染が広がった場合に、人工呼吸器の不足が予想され、それは、重症患者の死を招くことになるので、感染の爆発的な広がりを抑えようとしているのでしょうね。
なので、感染が広がるにしても穏やかに広がり、しっかりと治療して、皆さんに元気になっていただくことが、重要です。1ヶ月すれば、人工呼吸器もかなり準備できるでしょうし、抗ウィルス対策も進むでしょう。
それまで、1ヶ月間、まさか無自覚で菌を友人や家族に移さないように気をつけましょう!ということです。
5月の連休明けまで長い1ヶ月になりますが、皆さん自宅で過ごしてください。
感染の初期にはお腹の具合が悪くなる(下痢など)らしい・・・
PS
発熱の1日、2日前にお腹の調子が悪くなったら?それが感染のきっかけという報告が上がっているそうです。お腹の調子は気にしておきましょう!